ひき

2010年5月23日 音楽
引き続きレビュー

band of horsesの3rd
1stの郷愁感といったらずば抜けてたけど、2ndでだんだんとその影を薄めて真っ当なアメリカンロックになり、3rdでそれをモノにした。
絶妙なポップさがウリだったんだけど、コロンビア移籍をしたからかポップに振りすぎ、オリジナリティが隠れてしまっているのは残念。
ただ、彼らに入りやすいアルバムではあるので大衆受けはするのかなぁ・・・

nationalの4th
素晴らしい完成度。
アルバムのまとまりに関してはレベルが違うし、各曲のポテンシャルも高い。
聴くたびにどんどんハマっていってしまう。
ライブで見ると感動するんだよね。大人なんだよこいつら。
未だにinterpolと比較するヤツらがいるけど、全くの別モノ。

しかし、これが全米三位って絶対ありえない。
vampire weekend、mgmtは前作からの知名度があったから1位と2位をとったわけだけどこいつらが3位って。
確かに相当メディアの露出はあったみたいだけど、音が万人受けする音じゃない。
インディではわかりやすい路線ではあるけど、これを好んで聴く人ってアメリカでごろごろいるとは考えられないんだけど。

LCD soundsystem
後ろで鳴ってる音はオーソドックスだけど、マーフィーが作った音っていうのがわかるし、2ndからの歌路線を引き継いでいる。
おそらく、drunk girlのようなキャッチーポップなディスコパンクを望んでたらアルバム単位では絶対に裏切られるし、質のいい歌モノを望んでいても同じ。
ただ、これが本来のLCDであってマーフィーなんだろうと思う。

あの豚のおっさんがこういうことをしているっていうのが一つのアートであって、これで最後だからしたいことをしてるっていうのが聴いて取れる。
free energyとの契約もおそらく今の彼を具体化してる一つの出来事だったんじゃないかと。


で、そのfree energy
やっぱりDFAがロックンロールバンドとの契約っていう話題が先行してしまったため中身に関してはそこまで褒められるものではないのは確か。
マーフィーがプロデュースしている。
悪くないんだけど、今の時代にここまで真っ向なのも結構つらいんだろうね。

holy fuckの3rd
変態マスロックなのは変わらず、ちょっとポップになったかなと。
ちょっとローファイっぽくなってるのが逆に新鮮で、いろんな属性の方たちに受け入れられるはずであろう良盤。
そういえば、なぜか去年のフジに来て一部で話題をさらっていったね。

まだまだ、今月は買ってますよ。
出すぎなんだよ五月は。

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