個別レビューの前に今年のベストアルバムをば。

No10
the LONGCUT
A CALL AND RESPONSE
デルタソニックが誇るインストバンド。ただインストと言ってもボーカルあり。
ドラムがボーカルで曲の合間に前に出て歌うというスタイル。
(その間はドラムマシーン)
なにより、ROCKファンでも一枚通しでなんなく聴けるアルバムだろうしtransitionやa quiet lifeは本当に素晴らしい。
そのカテゴリーではくくられてはいないが、今流行りのニューレイヴの先行的バンドなんではないかと思う。

No9
MYSTERY JETS
MAKING DENS
後にテムズビート一派に数えられることになるバンド。
洗濯板など日用品を使いごちゃまぜだが、調和しきっている音と
独特のサイケデリック感。
イールパイアイランドという辺境(失礼)でからこそ出来た音なのだと思う。
メンバーにはVoの親父がいるというビジュアル面でも注目を浴びた。

No8
the KOOKS
INSIDE IN/INSIDE OUT
国が作ったミュージックアカデミー出身らしいが、この機関自体は実にクソだと思う。ロックは自分の中の衝動で作るものであるし、ましてそれを構成する楽器の演奏の技術などは自分自身で掴み取っていくものだと思うから。
と、前置きをして。
アルバム自身はまとまっていて、キャッチーな楽曲が揃っている。
いいとこ育ちの子たちが頑張ってロックしようとしているのがわかる。
インパクトはそこまでないけれど、1,2年前のリヴァイヴァル勢の2ndよりかは評価できたし、耳にもなじみやすかった。
彼らの宿敵ROZORLIGHTの2ndよりかはよかったかなぁ。

NO7
CSS
CANSEI DE SER SEXY
今月買ったアルバムをここで出すのもなぁと思ったけど、ほんとに素晴らしいエレポップだと思った。
なんでブラジルでこんな音楽やってんだろ。
個別の楽器は実に簡単なことしかやっていない(ギター除く)けどそれが逆にいいほうに動いている。
let’s make loveはこの短期間で何十回と聴いている。
2ndが本当の勝負だろうなぁ。
LOVEFOXXXは実に素敵だと思うよ、ウン。

NO6
the LONG BLONDES
SOMEONE to DRIVE YOU HOME
そこまでこの人たちが以前から注目されていたとは知らなかった。
マイスペでアルバム未収録曲を聴いて、ヤバいなぁと思い、発売日にタワレコに走った。
結果的にその曲はアルバムに収録されておらずがっかりしたが、ポストパンク調の曲やパワーポップ、ましてロックもしっかりしていたりと素晴らしいアルバムだった。
ボーカルのケイトはインディーシーンのアイコンの一人として地位を築いていくだろうと思う。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索