引退

中田英寿引退。

思えばうちの一家が海外サッカーにはまり始めたのも彼のペルージャ移籍がきっかけで、わざわざ試合を見るためにWOWOWに入りました。
当然彼の移籍初ゴールは生で見てましたし、その後のローマ時代やパルマ時代もみていました。

ローマでの出場機会に恵まれずチームは優勝というものを手にしましたが、中田自身は満足しきれないシーズンであったと思います。
パルマに移籍し、スタメンに名を連ね、今のブラジルのストライカー、アドリアーノや現ユベントス在籍のムトゥと3TOPを組みウイングとしてもプレー。
正直この頃の彼が僕は一番印象に残っています。

確かに今では欧州の一選手になってしまいましたし、プレーの波がありすぎるとは思います。
選手としてはそれは当然なのでしょうが、彼はプライドや自分の考えを強く持ってる選手です。
常にいいコンディションを出したいというのはおそらく他の選手の中でもすごく強いはずだと思います。

やはり本人はサッカーに対する熱が当時より冷めてしまったのでしょうね。
これはメディアの影響もあるでしょう。
昔から中田自身サッカーのみに固執する人間ではなかったですし。

僕は「中田、もっとまじめにサッカーやれよ」とよく言っていました。
しかし、それはなんだかんで彼を愛していたからだと思います。
彼には今ではなくてはならない、僕と世界のサッカーへの架け橋を作ってもらいました。

中田 英寿よ本当にありがとう、そしてお疲れ様。